泌尿器科

代表的な病名、その症状と病態、検査および治療方法について

尿道炎

尿道に細菌が進入し、感染を起こす病気です。
STD(性感染症)の場合とそうでない場合があります。
原因となる細菌によって、淋菌性尿道炎、非淋菌性尿道炎に分けられ、非尿道性尿道炎はさらにクラミジア性尿道炎と非クラミジア性尿道炎に分けられます。

  • 淋菌性尿道炎
  • クラミジア性尿道炎
  • 非クラミジア性尿道炎

起因菌として、ウレアプラズマ、マイコプラズマ、ブドウ球菌、トリコモナス等があり、これらの細菌が尿道に侵入して炎症を引き起こします。
原因としては、もちろん上記の菌が性行為によって感染する場合もありますが、性行為とは全く関係なく発症する場合も少なくありません。

症例は尿道分泌物や排尿痛、異和感といったもので、淋菌性尿道炎やクラミジア性尿道炎と区別がつかない症例も少なくありません。

検査/治療法

治療は抗生剤の投与で1〜2週間で完治するものがほとんどです。しかし、時に難治性で、長期化する場合もあり、根気強い治療が必要となるケースもあります。

前立腺炎

残尿感、排尿時痛、排尿時不快感、排尿困難、頻尿、夜間頻尿、射精痛および不快感、下腹部痛、腰痛、会陰部痛、陰のう部痛、ソケイ部痛、大腿部の疼痛や不快感といった多種多様の症例が見られます。
細菌の感染による細菌性前立腺炎と細菌の感染ではない非細菌性前立腺炎に分けられます。STD(性行為感染症)による細菌性前立腺炎も多く見られます。

検査/治療法

治療は抗生剤の内服や消炎剤の内服によって分けれ、治療に長期間要するものも少なくありません。また、治療によっては前立腺癌との鑑別を要するものもあり、同時に前立腺癌鑑別のためのPSA検査を行う場合もあります。

精巣上体炎

一般細菌や、STDとしてのクラミジアや淋菌による精巣上体(副コウガン)の炎症です。男性の尿路性器感染症の約20%を占める比較的よく見られる病気です。
症状は発熱、陰のう内容の腫張、疼痛が主要なもので、疼痛はソケイ部や下腹部に放散することもあります。

検査/治療法

治療は、抗生剤の内服、消炎剤の投与なので、一般的には予後は良好です。

亀頭包皮炎

亀頭包皮部分に対する細菌や真菌による感染症です。性行為によって感染する症例としては、原因として真菌(カンジタ)によるものが多いです。淋菌、クラミジアによる感染はほとんど見られません。また包茎や不潔な手指による汚染もよく見られます。

検査/治療法

一般的には外用剤や内服によって完治しますが、難治性のものや、頻回の再発例には、包茎手術が必要なこともあります。

前立腺肥大症

前立腺肥大症は病理学的に前立腺の良性結節性の腫大を意味し、尿路を圧迫することにより、排尿障害を引き起こす病気です。症状として、頻尿、残尿感、排尿困難、尿失禁、尿閉などが見られます。
加齢によって発症する頻度が高くなり、60代で70%、80代で90%の肥大があるとされています。しかし、前立腺が肥大すると、すべて排尿障害になるわけでもなく、治療の必要がない方も少なからずいらっしゃいます。

検査/治療法

診断は、直賜診や超音波検査、尿流測定や残尿測定等よって行われます。また、前立腺肥大症に前立腺癌が10〜20%合併にいることもありますので、PSA(前立腺特異抗原)値の測定も行われます。

治療は過労やストレス、便秘、冷え、飲酒を避ける等の生活指導はもちろんですが、第1選択としては、α1ブロッカーが使われます。これは前立腺の平滑筋に存在するα1レセプターを遮断して、平滑筋の収縮を抑えて、排尿困難を改善するものです。
また抗アンドロゲン薬により、前立腺を縮小させることもあります。
漢方製剤もよく用いられます。
TUR-P、TUV-P等の手術療法も症例によっては選択されます。

前立腺癌

前立腺癌は加齢とともに発生頻度が上昇する病気であり、多くが60歳以降に発生します。特徴としては、臨床癌と潜伏癌があり、潜伏癌は生前に発見されずに死後、培検にしてはじめて発見されるものです。
症状は、排尿困難や夜間頻尿、排尿痛、血尿、残尿感といったもので、前立腺肥大癌や一部の前立腺炎と、症状のみで区別することは難しいです。

検査/治療法

診断は、直賜診や血清PSA(前立腺特異抗原)、超音波検査等によって行われますが、何と言ってもPSA値の測定が重要です。PSA値が基準値以上の場合、針生検によって確定診断が行われます。しかし、PSA値は年齢や前立腺炎、前立腺肥大によっても上昇することが多いため、症例ごとに検証して生検が行われます。

治療は、全摘術、ホルモン療法、去勢術、放射線治療、化学療法が行われます。

膀胱炎

最も頻度の高い尿路感染症であり、一般的には女性のみの感染症です。頻尿、排尿痛、残尿感の症状と尿混濁、血尿等によって比較的容易に診断がつきます。
原因としては、一般細菌による膀胱への侵入が多いのですが、STD(淋菌、クラミジア)によって引き起こされる事もあります。ご注意が必要です。

検査/治療法

頻尿症状が男性に見られる場合は容易に膀胱炎と考えずに、前立腺炎や前立腺癌のケースも考えられるため、積極的な検査が必要です。

治療は一週間程度の抗生剤の内服のみで十分完治しますが、再発例難治例にも注意が必要です。

血尿症

  • 膀胱腫癌
  • 尿路腫瘍(前立腺癌等)
  • 結石
  • 水賢症
  • 賢静脈奇形
  • 特発性賢出血
  • 膀胱炎
  • 急性賢孟賢炎
  • 前立腺炎
  • 賢腫瘍
  • 賢結核
  • 尿路感染、外傷

など、さまざまな病気が考えられます。

検査/治療法

特に重大な病気でない事もありますので、泌尿器科にて検査を受けましょう。

血清液症

精液に血液が混じる状態を言います。
精のうや前立腺の炎症によって血管が射精の影響によって破たんし、出血することが原因としては多いです。しかし、原因不明のことも多く、高齢者では、前立腺癌によって引き起こされる事もあります。

検査/治療法

あまりあわてずに、早めに泌尿器科にて検査を受けましょう。


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